京都グルテンフリー米粉事業のあらまし
2020/12/07
毎朝、朝霧で外は真っ白。
陽が差し込んでくると見事な美しい景色。
今日12/7は、暦で言うと「大雪」にあたり、本格的な冬に入っていきます。
そろそろ雪がちらついてもいい頃ですが、まだ気配がありません。
ここ数年の暖冬で積雪も激減。
雪が無いと暮らしはしやすいですが、農業していると雪解け水は貴重な資源となるので、やはり雪が降ってくれないと春先の水不足が気になってしまいます。
弊社は、京都府北部に位置する綾部市の中でも少子高齢化と人口減少で過疎化が進む山間部にあります。
毎日窓から眺める景色は、田園と山々、そして大空です。
以前はコンクリートに囲まれた暮らしを楽しんでいましたが、何処か危機感を感じてこの田舎へ移住しました。
田舎の現状を目の当たりにし、都会では全く感じれていなかったことを、ここで体験させていただいています。
ここに広がる菜の花畑は、この後田んぼになるはずでしたが、今年から休耕地に。。。
農家の高齢化は想像以上に激しく、稲作農家の平均年齢が75歳ともいわれています。
「5年後、10年後、一体どうなっていくのでしょうか?」
日本は人口減少していきますが、世界は人口がどんどん増え続け、食糧確保が問題となっていきます。
自給率がわずか38%という我が国日本。
さらにコロナ感染拡大で混乱していく世の中。
「こんな世界を子どもたちに残すために生きてるんじゃない‼︎」
こんなことを教えてくれた先生がいます。
「米」を払い退けると「迷い」の道に入ってしまう…と。
昔の人は見事に漢字を創り出したものですね。
「輸入小麦ではなく、米を消費しなければ‼︎」
お米を小麦のように手軽に食べられるカタチに変えれば、もっとお米を食べてもられるかもしれない…
そう思い立ってつくったのがKOKU「匊」です。
このコンセプトや向かっていく方向性を弊社だけでなく、多くの農家様や食の関連事業者様にも共有したいとの想いで「京都グルテンフリー米粉事業」を打ち出しました。
微力な弊社1社でどんなに頑張って活動しても限界があります。
より多くの方のお力をお借りしながら、この事業を大きな輪にして育てていきたい。。。
次世代に胸を張って「喜びある世界」「喜びを感じれる時代」をバトンタッチしたいです。
崖っぷちに立たされている稲作産業を、世界の人々に喜びと美味しさ、そして健康を届けられる産業に育てていくお手伝いを、「京都グルテンフリー米粉事業」で実現できればと願っています。
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KOKU
京都府綾部市八津合町西屋14
電話番号 : 0773-21-8174
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